果ての定点観測所

何万年後かに掘り起こした研究者へ

それでも主人公であるために

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いつからか尊大でガキ臭くて自信家だった自分がどこかへ行ってしまった。

思い出そうと思えば思い出せるし、記憶の中から引っ張り出すこともできる。

 

それなのに。 どこかへ行ってしまった。

 

 

ずっと夢を見ていたんだ。 野心家で、内に秘めた魂の熱さに自分で驚くくらいのあいつは。

 

 

なんでもできると思っていた。自分なら。そんなこと、できるはずないのに。頑張ればできる。じゃあ死ぬまでに図書館にある本全部読んでごらんよ。 どう?

 

視野が広くなるにつれて、する前にそれが可能かどうか推測できてしまう。そしてやる前に検討をつけ、見切りをつけ、結局やらない。

何が魂だ 何が情熱だ

そんなもの。。。

 

 

 

じゃあ期待しないのか 1Betも自分に賭けないのか 今ある残り火に薪をくべないのか

それこそ自分を殺す行為だ。

「寿命尽きるまで息してろ」なんて死んでもお断りだ

 

誰かのあとを追ってもいい 誰かの真似をしてもいい 誰かに影響されてもいい

それでも自分が人生の主役であることを忘れてはならない

 

過去をもし変えれたらなんてそんなこと間違ってる。

痛みや傷。その全て背負って人はできている。あのとき流した涙はなんのためだ?そんなの進んだ先でしかわからない。振り返って点と点が繋がってようやくその意味がわかる。

針の穴ほどの小さな可能性から光を探って、見つけ出して、そして今ここにいる自分の可能性の何を疑う?

 

だから後悔させるな。 自分も。 あいつも。

おまえが流した涙に 意味を持たせるのはおまえだ

"これから"のおまえが"これまで"を決めるんだ

 

記憶の中でこちらを見るあの頃の自分。尊大でガキ臭くて自信家な自分。いつまでもそばにいてほしい。見守っていてほしい。

 

 

だからこそ

ぎーじゅくを出て気付いたこと

ぎーじゅくの良いところで打線組んだ

1(右)飯屋を開拓したいときにわみさんが付いて来てくれる

2(左)最寄駅が新宿代々木

3(三)ゆる飲み

4(一)上野さんがいる

5(二)ぱそこんにくわしくなる

6(遊)お米パスタが共益費

7(中)オンラインプレイをオフラインでできる

8(捕)ギークハウスに住んでいたというのが話のネタになる

9(投)ワールドカップがめちゃくちゃ盛り上がる

 

 

1(右)飯屋を開拓したいときにわみさんが付いて来てくれる

代々木新宿は飯屋がけっこうあるんですが、一人で入るにはちょっとなってお店もあるのです。特に始めていくお店はね。そんなときはわみさんを召喚しましょう。

 

 

2(左)最寄駅が新宿代々木

歩いて7分くらいです。以前うっちーが遅刻して新宿駅まで全力疾走した事件がありましたが、ウサインボルトでギリギリ間に合わないくらいの遅刻具合だったのでとても面白かったです。

 

 

3(三)ゆる飲み

毎週金曜どこかのギークハウスが交代で行っており今は四ツ谷と隔週で開かれてます。ボードゲームやったりトランプやったり酒飲んで鍋つついてワイワイゆるゆるやってます。いい思い出。

 

 

4(一)上野さんがいる

これ。これだけでぎーじゅくに住む価値あり。愛されすぎてslackのgee1チャンネルのリアクションになりました。絵文字ではなくリアクションです。

絵文字で許されているしもぱたさんがまだ可愛く思えますね。

最近はコーヒーを作ってくれてるらしいので寝不足の方はどんどん飲んでください

 

 

5(二)ぱそこんにくわしくなる

嘘つきましたごめんなさい。いてっ叩かないで

 

 

6(遊)お米パスタが共益費

おかずだけ買ってくればいいので最高。今住んでるシェアハウスは自分で買ってるのでめんどくさいなって出てから気付きました。パスタ主食マンは無敵ですね。別に誰も連想してない

 

 

7(中)オンラインプレイをオフラインでできる

ぎーじゅくにはゲーム部屋があってモニターも2台あるので隣の人と別画面で協力プレイができます。こじゆうさんとモンハンしまくってました。あとゼルダ。最近はスマブラらしいです。僕正直地元で天下とったくらい強いので一度お手合わせ願いたいです。今度遊び行きます。

 

 

8(捕)ギークハウスに住んでいたというのが話のネタになる

何かと重宝したのがこれでした。メイドカフェとかイベントで「えっシェアハウス住んでるんですか!?」「えっシェアハウス!?」「えっシェ」

みたいな感じで掴みは上々です。聞かれるのうざいっていう人もいるとは思いますが僕はむしろ聞いてくれて嬉しい派です。どちらかといえば「高専って何!?」って言われるほうが辛いしめんどくさいです。

あとなんかそういうとこに飛び込む奴なんやなってことで評価が50Kmくらい上がるのでおすすめです

 

 

9(投)ワールドカップがめちゃくちゃ盛り上がる

意外とサッカー好きが多い。やってる/た人が多い。さっきのゲーム部屋で2試合同時中継してましたね。控えめに言ってちょおおお楽しかった。あれぞシェアハウスの醍醐味。ベルギー戦は夜更かしザムライが多くて翌朝の出勤心中お察ししました。 

 

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ワールドカップ

 

 

 

ぎーじゅくいて辛かったことで打線組んだ

出てわかった直したほうがいいところ。他のシェアハウスと比較してるかも。愛ゆえのやつです。愛ゆえ。

1(遊)ニオイ。玄関とトイレ

2(ニ)余白がない

3(中)お酒飲む人が少ない

4(一)一人になれる空間がない

5(三)恋愛の話ができない

6(右)皿が流し台に置かれてる

7(左)キッチンが狭い

8(捕)4階左部屋の手前の二段ベッド上段はやばい

9(投)彼女を作れない

 

 

1(遊)ニオイ。玄関とトイレ

 原因がわからない。ただ臭う。最低限のエチケットは義務です。権利じゃない。女性から言われるようになったら終わりですよ!その前に!

 

 

2(ニ)余白がない

遊び心みたいなものです。部屋が「THE 実用的!」って感じ。俺がリビングに貝殻の壁飾りを飾ったり、ゾノさんがキッチンにお花を生けてくれたりしたおかげの精神的余裕や彩りはあったと思ってます。これをできるくらい自分には余裕があるって状況はメンタルを外から支えてくれるので大事です。なんもないと殺風景でまいっちゃうしね。

 

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紫陽花

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向日葵



3(中)お酒飲む人が少ない

これは意外でした。もっと酔っ払ってこ。平日から飲んでこ。水を飲むかのように。

 

 

4(一)一人になれる空間がない

これきつかった。どの部屋行っても人いるから考え事できるタイミングが風呂しかなかった。風呂占領してごめんなさい。寂しくはないんだけど、一人になりたい時もアルヨネー

 

 

5(三)恋愛の話ができない

これは恋バナをする人がいないということではなく、経験則からの適切な返しができる人がいないという意味。これってどういうことだと思う?って相談できてたらあのときのあれとかよかったんやろな〜〜って。あと小説の参考にもしたかったけど残念ながら。テラハじゃわからんことがあるんや!!

 

 

6(右)皿が流し台に置かれてる

たぶん一部の人やね。食器が流し台に放置されてまつ。流し台がパンクするっちゅうねん。卵の殻とか食べ残しをそのまま捨てる人。ネット詰まるっちゅうねん。

 

 

7(左)キッチンが狭い

10人住んでるともうちょい広いほうがいいね。帰宅時に混む混むゥ!冷蔵庫のドア開けてると奥に行けなくて辛かった。一時期支給品ボックスで棚占領しててごめんなさい。

 

 

8(捕)4階左部屋の手前の二段ベッド上段はやばい

僕が寝てたとこですね。エアコンの風が直撃する&柵がないから怖い&朝窓からいい角度で顔に日差しが直撃するから睡眠質が落ちてました。今は回復しました。後半はわみさんの下でたまに寝てました。

 

 

9(投)彼女を作れない

「家行きたい」

「シェアハウスだから知らん人いるけどいい?」

「えぇ、、じゃあいいや〜」

詰みでは???もうだめぽ。。

 

個室あるとこに引っ越しましょって話ですね、はい。 

 そういうのも踏まえて今シェアハウス作りしてます。

 

 

 

オチが見つからなかった〜

ぎーじゅくから出た記念に書きました。3ヶ月前まで東京にいたとは思えないくらい今充実してます。

 

以上ギークハウス新宿アドベントカレンダー最終日でした。

adventar.org

 

P.S.俺誕生日おめでとう!!今日で23歳になりました。プレゼント末永くお待ちしております🎁🎅

【シャッフル日本地図】東京が北海道に来たら

ボケーっとひとり夜更けに耽っていたら何かが降りてきたので、まぁやってみるかって感じで作ってみたら思ったより面白いのができたので久々のブログ更新です。

 

シャッフル日本地図とは: 

人口多い順に並べた都道府県を面積大きい順で当てはめていった地図。

面積1位の北海道に人口1位の東京を当てはめる感じです。

面積順:     人口順:

1. 北海道 <=  1. 東京

2. 岩手  <=  2. 神奈川

3. 福島  <=  3. 大阪

 

人口密度いい感じになるのでは〜〜?と予想。

 

前提条件として以下を設定しました。各県を一つの塊として考え、場所だけ移転させたと思ってください。具体的な想像がしやすいと思います。

前提条件:

・県民・法人・条例・政治機能がセットで移転。

・移転後、既存のインフラは自由に使える。

・予算は各県に付随する。つまり移転後も、移転前と同じ額が振られる。

・現金資産は移転前の各県のインフラを全て売却したときの価値100%分を保有しているものとする。この現金資産は移転後の県で自由に使える。

・県庁所在地の位置は変更しても構わない。

・移転予定の県に、県民全員分の居住施設(仮設住宅・空き家でも可)が確保できた時点で全県の移転が開始される。

・移転から1年経過するまで県民が県外へ引越しすることはできない。(移転先での政策立案準備と移転前に住んでた県への出戻りをなくすため)短期旅行は可。

・法人を県外に登記するのは可能 

 

結果はこんな感じ↓

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いろいろやばいですね。

 

 

結果:

・人口1位の東京が面積1位の北海道の位置に来ました。これにより日本の首都は最北に位置することになります。ロシアは大喜びですね。東京が第2のソウルになってしまうのは止めたいですね。ウラジオストク樺太がきな臭くなる前に北方領土問題を解決するのが喫緊の課題になりそうです。

 

・面積45位の東京の位置には人口45位の高知が来ました。高知県知事は第二新東京市を建設するチャンスを得ました。南海トラフ地震に怯える心配もないです。大量の空き家と空きオフィスを活用できれば一年後には良き未来が待ってます。頑張ってください。

 

・沖縄の位置には徳島が来ました。おめでとう。観光客数が600万人増えます。ただし首都が最北に移転したため徳島県民の声はさらに聞こえにくくなりました。米軍基地との関わりは知見ないと思うので上手く立ち回ってください。徳島-東京間の航空便価格は大幅に下がることが予想されます。

 

・面積の大きい北海道・東北勢で人口が5000万人を突破し一大都市圏へと遂げました。北が栄えてゆく〜

 

・我が地元鹿児島の位置には静岡が来ました。浜名湖開発で得た知見を元に、錦江湾にどう立ち向かうのか楽しみです。灰は慣れるまで大変だと思いますが、頑張ってください。

 

・奈良(福岡),島根(大阪),山口(愛知),福井(神奈川)はそれぞれ大都市に移転しました。田舎→都会はなかなかのアドバンテージです。期待しています。

・逆に福岡(山形),大阪(福島),愛知(長野),神奈川(岩手)は都会→田舎と大変そうです。うまい感じのインフラ整備が喫緊の課題です。

 

僕は今福岡に住んでるので山形の位置に引っ越さないといけません。大変だぁ〜

各県知事に他の県ではどういう課題があるか考えてもらったりしたら面白いかもしれないですね。

貨幣、人間らしさ

先日のRoamers OÜ決起会では通貨の話が盛り上がったので、自分なりに通貨とはなんぞやというのを改めて考えてみた。いま創っている感謝経済そして、startup weekendで賞をいただいたテーマ『減価地域通貨』をもってしての地方創生。

自分のなかで何かが繋がった気がする。

 

どうしてここまで貨幣に魅せられるのだろう。自分なりに辿りついた一つの答えは、その価値が人間の歴史と共にあるから。人類が滅んだとき貨幣の存在もなくなる。ゼロになるのではなく無になる。nullだ。

人間が信用し合うことで保たれる存在は人類が滅ぶことで終わりを迎える。物質としては海底に残り続けるかもしれないが、価値の存在はなくなるのだ。

なんて美しいんだろうと思った。人類の歴史の中だけでしか生きられず、それでいてあらゆる物質のなかに存在する「寿命」が貨幣だけにはない。

一万円札は来年も再来年も一万円のまま。貨幣には価値保存の機能があるから、消費期限がない。時間軸から取り残されている唯一の概念なのだ。

つまり貨幣とは、人類の歴史の生き字引で、信用の契約書なのだ。

 

ただ異例もある。

田舎のコミュニティでは、お隣さんが玄関に大量の野菜を置いてくれることがままある。お返しに庭でとれた蜜柑や柿、裏山の筍をあげたりするのだが、ここに貨幣の介入は一切ない。相手への感謝の気持ちを感謝の気持ちで返すことで、お互いの信用は自然に高まっていく。信用できる人にはさらにたくさんの感謝の気持ちが届く。こうやってコミュニティ内で地位の高い人は、人に与える人が多くなる。たくさん与えるにはそれなりの年月が必要。よって昔の徳治主義で運営されていた自治体などは高齢の方が多くなる。うちの地元だけかもしれないが、年配の方はみんな優しい。

徳の高い人がみんなマネジメント能力があるとは限らないが、ついて行きたくなるリーダーは明らかに前者だろう。マネジメント能力だけではリーダーになれない。

 

最近「ものを知らない人が増えた」とよく聞くが、正しくは「ものを知らない人でも声を上げることができるようになった」だと思う。『社会に参画する大部分がものを知っていることを前提とした社会制度』は曲がり角を迎え、人間が人間らしい生活を営むことが社会貢献に繋がるシステムに切り替わってくるだろう。

 

現に、コミュニティの運営手段としての貨幣を全員で管理するシステムがついに誕生した。

これによりリーダーから運営する能力の必要性はなくなり、徳の高い人がコミュニティ内で求心力を得られる世界がもうすぐ来るだろう。

その基盤として感謝経済があると思っている。

 

金本位制のもとでは金が、ニクソンショック以降は国家の信用がそのまま貨幣の信用度に結びついている。

そしてブロックチェーンが誕生してからは、信用のパラメータを管理者全員が握ることで、信用が担保されている。全員がシステムの管理者であれば、マジョリティが共闘して悪いことをしない限り信用が成り立つ。

 

いま仮想通貨市場が悲鳴を上げている。

下落率は4割を超え、数字を見て一喜一憂する投機家が大勢いるなかで、その先を見据えて行動している人が一定数いる。

今年は何かの元年になるそんな気がしている。

シェアハウスを作りたい

みなさんこんばんは!本日はクリスマスイヴですね。

世間は立派に彩られ、街はすっかり冬景色。

私ごとですが、明日が誕生日でございます。サンタクロースにお願いせずともプレゼントが貰えるのです。逆説的にサンタクロースを信じることが一度もない21年間でした。それも明日で22年目になります。そして21年目最後の今日、アドベントカレンダーを書くことができるのも、今まで支えてくれた皆さんのおかげです。

ギークハウス新宿界隈 Advent Calendar 2017 - Adventar

 

誕生日とは産んでくれた母親に感謝する日とも言われていますが、同時に、支えてくれた皆さんへ感謝する日だと思っております。

明日は鹿児島に帰省して、ゆったり時の流れる自然の中で過ごそうと思います。幸せです。感謝しかありません。

 

夏に東京へ来てはや半年。濃厚な時間を過ごせました。いろんな人に出会い、いろんな時を過ごしました。振り返って見ると細い一本の出会いから紡がれた人生を生きているんだなーとしみじみと感じます。その糸はいつもギークハウスに繋がっていて、これから太い太い縄になっていくだろう人生の結び目になっていると感じています。

そして、連綿と続いている人生の末端にいる今、幸せを噛み締めながら生きている私が、シェアハウスの素晴らしさと、これからどう付き合っていきたいのかを語らせてもらいます。

 

私が住んでいるのはギークハウス新宿(通称:ギーじゅく)で、4階建ての一軒屋丸々シェアハウスというなかなか規模のでかいものになっております。

住民は11人で、男10:女性1の比率です。年齢層は割と若めで大半が20代。もちろんITに携わる方々で構成されています。

リビングには大きなモニターと本棚があり、専門書や漫画がズラーッと並んでおります。

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キッチンもあるしもくもく部屋もあるしゲームもたくさんもあります。ゲストが来れば乾杯もするし、ゆる飲みやお絵かき会が開かれることもあります。

だいたいこんな感じのイメージです。ご想像通りだったと思います(?)

 

 

半年過ごして率直に感じたことは、シェアハウス、いい!!ってことです。

理由がいろいろあるので、思いついた順に書いていきます。

 

1.寂しくない

 全く寂しくないです。一人暮らしを経験したことがある人は、あの退屈さがわかると思います。ゲーム以外に何すればいいねんって感じです。

もともと高専で5年間ずっと寮に住んでたので、プライベート空間に人がいるのは全然嫌じゃないです。むしろ楽しくて好きです。週末は朝まで親友と語ったり、試験前は自習室で一緒に勉強したりなんて感じで過ごしていたので、ギークハウスでの過ごし方は自然とそんな感じになっています。親友と話しながら寝落ちする以上の至福はこの世にないと思っています。

本を読む時は流石に集中したいので一人になりますが、わいわいするのが好きな方、寂しいのが苦手な方はシェアハウスが向いてると思います。

 

 

2.プライベートで勉強できる

勉強は人を巻き込んだ方が継続率も上がるし成果にも結びつきやすいと思っているので、シェアハウスは特に素晴らしい環境だと思います。今、仕事でお世話になっている渋谷のTech Lab Paakは、ITで社会を変えたい方々の憩いの空間というコンセプトですが、ギーじゅくも似たような感じです。日常にITが溶け込んでいて、流行りの技術情報は伝染病みたいに伝わってくるし、分からないことがあればプロフェッショナルな方に質問できるので、成長できる環境は十分にあるなと思っています。

 

 

3.家具や持ち物をシェアできる

一人暮らしだと冷蔵庫から電子レンジからテレビまで自分で買わないといけません。でもそれって、使っていない時間はもったいないですよね。シェアハウスなら買わなくていいし、一つのものを壊れるまでシェアするので資源的にも優しいです。

何より一番いいなと思っているのは、本をシェアできることです。オススメの本ってその人の性格が出るし、価値観もなんとなくわかるし、面白かったら他の人にオススメできるのが最高です。高い技術書もシェアすれば買わなくていいし、本棚に読みたい本があればすぐ勉強できるし。

あと、サービスもシェアできるのが大きいです。僕が契約してるNetflixはFireTVで住民全員が観れるし、逆に誰かが契約してるfulu, dアニメも全員が観れます。一人が全部契約しなくても、誰かが契約してれば全部観れるのでめっちゃいいです。

 

 

他にもいろいろあるんですが、長くなっちゃうので、一番伝えたいことを書きます。

ただいま感謝経済という共同体を創ってるのですが(唐突)、そのヒントがシェアハウスからたくさん得られた気がします。

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例えばみんなの食器を洗ってる方がいました。誰かのためではなく、みんなのためにです。それを見た人は、お礼をしたいけど自分だけのためにしてくれたわけじゃないもんなーお金をあげるのはちょっと違うよなーと悩みます。そこで、じゃあ自分もみんなのために何かしようと掃除を始めます。

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これが実際にシェアハウス界隈で起きています。

お気づきになられたと思いますが、見ての通り、この関係にお金は一切絡んできません。通貨を媒介にせず、一人一人が感謝の気持ちをコミュニティに還元することで、結果としてコミュニティが維持されていく。

これを僕らは資本主義0.0と読んでいます。最終的に創りたい共同体もこれです。

 

僕は将来的にデジタルノマドを目指していて、他拠点生活を目指しています。一か所に留まるんじゃなくて、いろんな場所に旅をしながら生きたいと思っています。

最終目標は九州(たぶん福岡と鹿児島)にギークハウスを作ることなので、今はギーじゅくで知見や経験を蓄えて、これからの糧にしようと思っています。

 

 

長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます。

明日はいよいよクリスマスです。幸せな時間を過ごしてくださいね!

誕生日プレゼント末長くお待ちしております🎁💝

まだ見えぬ

積まれた小石に何の意味があるのかは知らないが、そこに何かの意味があった事実を尊重して、好奇心に震えた足を踏み入れる。

 

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2017年について話してほしいと尋ねられたら、少しの沈黙の後に私はこう言うだろう。

金が生まれ変わった日だと。

 

 1972年のニクソンショックから半世紀が過ぎようとしている現在、状況は荒れている。

仮想通貨ビットコインは120万円を突破し、投機家が騒ぎ立て、詐欺も横行、金によって金が変われ、個人の欲望がまた金の値段を引き上げている。
別に専門家みたく警鐘を鳴らそうとは思わないが、背後にあるこれからの時代を紡ぐ可能性も見過ごそうとは思わない。

 

皆が群がる仮想通貨に使われている技術には、これから刻まれる歴史を手繰り寄せる鎖がしっかりと繋がれている。 その鎖は決して切れず、また誰の所有物でもない。それを見る全ての人間に属していないし、また全ての人間に属しているとも言える。

 

その鎖が繋ぐ未来には確かに僕らの生きている光景が見えるし、その光景がどれほど早く訪れるかは今を生きる僕ら次第だ。だからこそ、今を生きる我々に課せられた使命は、その鎖を離さぬように握り、時代の荒波に振り落とされぬようにしがみつくことである。

決して屈してはいけない。この鎖の先にはきっと、幸せが尊重される社会への扉が 繋がっている。少なくとも自分はそれに人生を賭けたい。

 

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「死にたいときに死ねる社会」では何が起こるか?

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たまに話題になる「安楽死問題」。

「病気で苦しみたくないから」「人生がつらい」など理由は様々だが、すべての人に無関係でない話題だろう。

 

では、自分で人生にピリオドを打てる社会の誕生により我々にどのような影響があるのだろうか。

 

まず一番大きい影響は、夢に挑戦するハードルが下がることではないだろうか。

いつでも死ねるのだから、残りの人生を人質にしなくて済む。むしろ活力のある人にとっては成功の糧としての失敗をたくさんできるというアドバンテージを得られるので、夢への舗装整備だと感じられるだろう。

 

東北大震災以降、死は身近なものになった。若者は自分の人生について向き合う気持ちを強め、人との関わりを多く持ち、体験から得られる充実さを重視している。

 

それは「いつ死んでも後悔しないように」「人生は一回きり」という当たり前に横たわっていた事実をあるきっかけ(友人が不慮の事故に遭うなど)で認識し、自分に投影した結果だろう。現に「老後のことは老後の自分に任せればよい」と考えている人のほうがイキイキしているように感じる。

さらに、これは勘なのだが、好景気を体験したことがないというのも大きいかもしれない。「死」という「希望」とはまた違うモチベーションが、結果として「今にフォーカスする力」を与えてくれる。いつでも死ねることが、結果としての自由につながるのだ。自分にも心当たりがあるため、外れてはいないと思う。

 

「死」の存在が「生」の輝きに不可欠とされるのは三島由紀夫著の葉隠入門でも語られている。

葉隠入門 (新潮文庫) | 三島 由紀夫 |本 | 通販 | Amazon

 

現社会では、やりたいことがあるにも関わらず、それに取り組むことができない人が多いように感じる。人によって理由は違うが、金・仕事・家庭が多くを占めるのは容易に想像できる。なかにはリスク盛りすぎだろっていうくらい慎重な人もいる。

そういう人にとって少しでも、一歩踏みだす薬みたいな存在になれば「死」としても本望だろう。個人的には社会保障費の削減よりも大きなメリットだと思っている。

慎重さをかき消すお酒のような感覚で「死」が捉えられる社会になることを望む。

生きる喜びは死によって装飾されるのだから。